着物初心者も安心!大阪で振袖を探す人に
おすすめのお店を紹介します
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このページでは、同じ振袖を着回した姉妹の体験談を紹介します。
妹が成人式を迎えることになり、振袖を買うかレンタルするかで、母があれこれと準備を始めました。私の時は、それほど高価なものではありませんでしたが、白系、古典柄の振袖を購入。自己主張できない性格なので、選択は母やお店の人たち主導。最終的に無難な雰囲気に落ち着いたという感じでした。
成人式の後は、案の定というか、大学の卒業式で着た以外はたんすの肥やし状態。友人の結婚式に呼ばれるたびに「今回は着ようかな……」と思いながら、結局は着付けやヘアメイクが面倒なので、洋装で出席するという状況でした。
4つ年下の妹は、性格も見た目も私とは正反対。いわゆる今風で言いたいことははっきり言うタイプ。ですから「振袖も自分の好みで選ぶのだろうなあ」と思っていたのですが、意外なことになったのです。
私、振袖にはそれほど興味はなかったんだけど、みんなも着るようだし、そうしようかなって思っていたんです。でも、予約会とか見学会とか正直面倒くさくて(笑)。そこで思いだしたのがお姉ちゃんの振袖。成人式と卒業式に着ただけだから草臥れてないだろうし、最近は「ママ振」「姉振」を着る人も多いと聞いていたので、それを借りることにしたんです。
ただ、お姉ちゃんのイメージで選んだから、私とは正反対のイメージ。私が着るには、色も柄もかなり大人しい感じではあったんです。母も「無理しないで、あなたに合った振袖を買うか借りるかすれば……」と言いましたが、逆にこの振袖をカッコよく着てみたくなりました(笑)。
私は振袖が白ベースなので、黒とかブルーとか思い切った色の帯にして、クールな雰囲気にしたいと考えました。また柄には赤系が使われていたので、同系の帯締めや帯揚げにするといいかなと。これらのイメージを元にインターネットで、好みに合う帯や小物を扱っている店を数件ピックアップ。実際に足を運ぶことにしました。
私がどんどん決めてしまうものだから、母ははらはらしていたようです(笑)。ラッキーなことに帯を決めたお店と相性がよく、そこで小物もそろえてしまうことができました。メリハリはあるものの、全体がすっきりした雰囲気だったので、メイクやネイルで華やかさを出すことに決め、当日を迎えたのです。
周囲が金銀をふんだんに使った振袖、ギャル風の振袖中心だったにもかかわらず、クール系でコーディネートした私の振袖は、結構目立っていたみたいです。友人にも「シンプルだけど逆にいい感じ」とか「あなたの雰囲気にぴったり合ってる」と好評。普通に振袖を選んでいたら、いくら高価な品物を着ても、当たり前の印象で終わっていたかもしれません。
お姉ちゃんも「あの振袖、あなたが着るとこんなにも変わるのね」と感心していました(笑)。でも結果オーライ。自分らしいスタイルを残せたので、お姉ちゃんの振袖に感謝しています(笑)。